【酒蔵見学】「千代むすび」千代むすび酒造
鳥取県境港駅前のゲゲゲの鬼太郎ロード入り口に位置する「千代むすび酒造」へ年末の酒蔵見学へ行ってきました。
「千代むすび」とは、永遠に人と人との幸せを結ぶ絆のことです。夫婦、親子、兄弟、知人との愛情、友情の深さを象徴し、お祝いの言葉でもあります。
大切な人やお世話になっている人へ、ぜひお届けしたいお酒です。
蔵の中は至るところに、鬼太郎の仲間たちが酒造りに加わっています。
この日は年末に大吟醸の仕込みをしていました。
大吟醸のお米は全て手作業でほぐしてゆきます。
また、大吟醸の浸漬はとても大事な場面です。
米の粒が小さいので、水分吸収率を均一に保つため非常に緊張感がある作業です。
お米は地元米の「強力」(ごうりき)が特徴で、他の酒造好適米よりも粒が大きく稲穂も高い希少なお米で、しっかりとした旨味ある味わいが特徴です。
仕込み水は朝からトラックで山に汲みに行きます。
冬場は雪が多いので、チェーンを巻いたりとても大変な作業ですが、酒造りには欠かせません。
午後には2017年に発売を開始したスパークリング泡酒の「SORAH」(そら)の造りも見せて頂きました。
製法はシャンパンと同じ国際基準に沿った透明で濁りのない、すっきりとし華やかな新しいタイプの日本酒です。
一本一本手作業で瓶詰をする非常に手の込んだ作業を経て出来上がっています。
特別な日の乾杯に、大切に味わいたい1本です。
境港では冬場は蟹が有名で、蟹や鮪に合うお酒もとっても人気です!
蟹酒で乾杯は千代むすびならではの贅沢です!
そしてなんといっても千代むすび酒造の名物は、岡空晴夫社長と京子専務です。
この素敵なご夫婦の様に、「千代むすび」の酒縁を大切にして、人と人の幸せの絆を繋いでゆきたいです。
2017年から新たに後継者として岡空聡さんが加わりました!
千代むすび酒造は出雲大社にも近いので、今回は米子空港から入り出雲空港から帰るルートがおすすめです。
出雲大社には「千代むすび」の樽酒が中央に奉納されていました。
「千代むすび」と「出雲大社」のご利益で永遠に幸せを結ぶご縁がありますように。
皆さんも素敵な蔵元を、ぜひ一度訪れてみてください。
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